悪徳商法|カルロスのブログ https://carlos-blog.com 大工ブロガー・カルロスのブログです。 Mon, 12 Aug 2019 07:32:05 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.3.2 https://carlos-blog.com/wp-content/uploads/2019/06/cropped-ファビコン-32x32.png 悪徳商法|カルロスのブログ https://carlos-blog.com 32 32 ネットワークビジネスを辞めて転職せよ、という失敗者からの教え【借金200万円】 https://carlos-blog.com/mlm-change-job/ https://carlos-blog.com/mlm-change-job/#respond Mon, 12 Aug 2019 06:27:46 +0000 https://carlos-blog.com/?p=1088
  • ネットワークビジネスを始めてみたものの、最初に言ってたことと違う、仕事どうしよう・・・?
  • ネットワークビジネスを辞めて転職しようと思うんだけど、どのサイトを参考にすればいいかな?
  • 今からネットワークビジネスを始めようと思うんだけど、仕事はどうすればいいかな?

 

カルロス
カルロス
そんな疑問をお持ちの方に、僕の体験談に基づいたこの記事が参考になれば幸いです。

 

どうも、カルロス(@crls1031)です。

僕は2012年の1年間、ネットワークビジネスに洗脳され、1年間で200万円を損しました。

ネットワークビジネス 辞めたい
ネットワークビジネスの辞め方・辞めさせ方。辞めた後はどうなるの? ネットワークビジネスを辞めたいんだけど、どうすればいい? 友人がネットワークビジネスに洗脳されているんだけど、どうすれ...

あの時、ちゃんとした知識を持っていれば、こういう結果に陥らなかったな、と今振り返ります。

 

僕の持論は

ネットワークビジネスをするくらいなら

転職して働き方を変えよ

というものです。

現状抱えている問題はネットワークビジネスでも解決するかもしれませんが、もっと効果的な方法があります。

ネットワークビジネスには大きなリスクがあるので、注意が必要です。

 

一方、僕のスタンスとしては、ネットワークビジネスを本気でしようとするならそれで構わないと思っています。

なので、記事の中では

  1. ネットワークビジネスを始めようとしている人
  2. ネットワークビジネスを辞めようとしている人
  3. ネットワークビジネスを本気でしようとしている人へ

の3つにわけ、それぞれへのアドバイスを経験者としてお伝えします。

100%同意しなくていいです。

筆者として、どこか一部分でも参考になればと願っています。

【1】ネットワークビジネスを始めようとしている人へ

まずはネットワークビジネスを始めようとしている人へ向けたメッセージです。

ネットワークビジネス 転職

今からネットワークビジネスを始めるのは得策か

上述した通り、僕は2012年の1年間で200万円を損しました。

この記事にたどり着いているのは少なくとも2019年以降です。

本当に「今から始めるのは得策でしょうか?」

これを問いたいです。

 

世の中にはトレンドがあります。

今はYoutubeやTikTokがあれば、WEB上には様々なプラットフォームが乱立しています。

ネットワークビジネスの最大手であるアムウェイが日本に上陸したのは1970年代です。

以前にはテレビで脚光をあびるほど注目されました。

ですがその後、様々不招請勧誘(法律違反)が発覚し、ネットワークビジネスに対して風あたりが強くなりました。

今では一般的には嫌われるビジネスの1つです。

そんな状況の中、今から始めますか?

あなたにはその逆風を走り抜ける覚悟はあるのでしょうか??

 

なんども言いますが、僕は2012年の1年間で200万円を損していますからね。

ネットワークビジネス  大阪福島
大阪・福島のネットワークビジネスと1年間関わった結果【200万円失いました】 大阪の福島周辺でなにかしらの事業に勧誘されるんだけど、これなに? 「金持ち父さん、貧乏父さん」を読むように勧められるんだけ...

ネットワークビジネスを始めようとする人は「現状の働き方に不満がある」

ネットワークビジネスにたどり着いてしまう人は「現状の働き方に不満を抱えている人」であることは間違いありません。

不満の種類としてはこんな具合でしょうか。

  • 高収入を得たい
  • 今の会社がよくない
  • 楽して稼ぎたい

果たして、これら問題がネットワークビジネスを通して解決するでしょうか?

 

もちろん解決することは解決します。

ただ他にも効果的な選択肢はありますよね。

ネットワークビジネスが最善の選択肢だとは僕は思いません。

 

ネットワークビジネスは高収入を得られますが、他にも手段は無限にあります。

今の会社が不満なら他の会社に転職することもできます。

楽して稼ぎたいというのはちょっと僕の範囲外ですね。

頑張って探してください。

今、知っている働き方がすべてではない

今の苦しい状況から逃れるために、目の前のおいしそうな話に飛び乗る。

これが典型的なネットワークビジネスの始まるきっかけだと思います。

でも、世の中そんなおいしい話ばかりではないですからね。

 

僕はこの5年間、家も契約せずに日本国外問わず放浪した結果、本当に様々な働き方を目の当たりにしました。

当時のネットワークビジネスで失敗していた僕に伝えてあげたいです。

あの頃は「ネットワークビジネスで成功するぞ!」と意気込んでいましたが、ありとあらゆるビジネスがありますからね。

まずは転職サイトで様々な働き方を知るところから

決して「家を契約せずに放浪しろ!」とは言いませんが、したければすればいいと思います・

でも一番手頃で最良な方法は

転職サイト・エージェントで働き方を知る

です。

今、その場でできますし、就活の時に知り得なかった情報も社会に出てからはたくさん取得できることでしょう。

まずは世界の広さを知りましょうね。

思っている以上に世の中は多様ですよ。

【2】ネットワークビジネスを辞めようとしている人へ

続いて、ネットワークビジネスを辞めようとしている人へ向けたメッセージです。

ネットワークビジネス 転職

「ネットワークビジネスを辞めるのは」ナイス判断です!

まず一言言わせていただくと・・・

ネットワークビジネス 転職

あんたが大将!

懸命な判断だと思います。

[実体験]僕はネットワークビジネスを辞めた後、転職をすべきだった

僕はネットワークビジネスにまるっきり洗脳されていたので、辞めるのが大変でした。

体験談はこちらに書かれています。

ネットワークビジネス 洗脳
ネットワークビジネスの【完全洗脳】の手口。洗脳の解き方を経験者が解説します。 ネットワークビジネスの洗脳ってどんな感じ? どうやってネットワークビジネスでは洗脳をするの? 友人を洗脳から解くには...

その後、また別のビジネスを志し挑戦します。

でも結局失敗に終わり、人間不信レベルに落ち込みました。

 

僕の経歴はネットワークビジネスを通した結果、めっちゃくちゃです。

  • 野村證券
  • 中小企業を3ヶ月で退社(ネットワークビジネス中
  • 派遣社員を6ヶ月で派遣切りネットワークビジネス中

ということになりました。

中小企業や派遣切りなど、これはネットワークビジネスの教えに忠実に従った結果です。

いくら早稲田大学を卒業しているものの、これではもうどこも雇ってはくれませんからね。

世間一般では全く評価されない経歴となりました。

ネットワークビジネスを辞めて転職するためのおすすめサイト

僕のようにネットワークビジネスに夢中になった結果、経歴がめちゃくちゃになる人は多いことでしょう。

これは世間には評価されないですし、理解されないかもしれません。

なので、そういうことは前面に出さず、隠しながら転職を乗り切るのが望ましいかもしれません。

いい企業に入ってしまえばこっちのもんですからね。

 

おすすめの転職サイトについては別の記事で書きます。

【3】ネットワークビジネスを本気でしようとしている人へ

最後はネットワークビジネスを本気でしようとしている人へ向けたメッセージです。

ネットワークビジネス 転職

前提:ネットワークビジえスを本気ですることをおすすめしない

まず、前提として僕は

ネットワークビジネスをおすすめしません

僕の経験からの意見です。

でも志すならそれはその人の自由ですし、全く問題ないと思います。

やるからにはなんでも全力で取り組むのが吉です。

ネットワークビジネスに本気で取り組む環境を確保するのが大切

僕はネットワークビジネスを本気でするために2つのことを変えました。

  • 住む場所
  • 仕事

まずは住む場所をビジネスパートナーおよび師匠の近くに変えました。

職住接近ですね。

 

続いては仕事を変えました。

ビジネスに集中するために、時間的余裕がある働き方が実践できる企業に転職しました。

なので、上気した通りに中小企業に勤めたり、派遣切りにあったりしました。

今になっては虚しすぎる結果ですね。

転職するなら転職エージェント、またはハローワーク

その時に転職の情報を集めるために活用したのが「転職エージェント」と「ハローワーク」です。

実際にリクナビ・エージェントに登録し、担当者と時間の都合のつく仕事について話しました。

結局はハローワークで仕事が決まりましたけんどね。

まとめ:人それぞれ、理想の働き方・生き方を追及すべし!

以上では

  1. ネットワークビジネスを始めようとしている人
  2. ネットワークビジネスを辞めようとしている人
  3. ネットワークビジネスを本気でしようとしている人へ

へのメッセージをまとめました。

この記事がネットワークビジネスに関して悩む人に届き、参考になることを願っています。

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ネットワークビジネスの成功者は「本当に成功しているのか」問題。 https://carlos-blog.com/mlm-success/ https://carlos-blog.com/mlm-success/#respond Sat, 10 Aug 2019 02:42:29 +0000 https://carlos-blog.com/?p=1052
  • ネットワークビジネスの人が言う成功ってどんなこと?
  • それって本当に成功なのかな?
  • そんな成功を収めている成功者はどんな人がいるんだろう?

こんな疑問をお持ちの方にこの記事がお役に立てば幸いです。

 

どうも、カルロス(@crls1031)です。

僕は2012年の1年間ネットワークビジネスと関わり、200万円を損しました。

ネットワークビジネス  大阪福島
大阪・福島のネットワークビジネスと1年間関わった結果【200万円失いました】 大阪の福島周辺でなにかしらの事業に勧誘されるんだけど、これなに? 「金持ち父さん、貧乏父さん」を読むように勧められるんだけ...

 

ここではネットワークビジネスに関する「成功」について、僕の経験に基づき紐解いていきます。

ネットワークビジネスの成功とは

そもそもネットワークビジネスで言われる「成功」とはどんなものでしょう?

  • 月収が100万円以上を稼ぐのが成功?
  • タワーマンションに住むことが成功?

資本主義の世界ではそれが成功のステータスと言われることが多いです。

でも資本主義の行き詰まりも感じる世の中で、それが唯一の成功でしょうか?

僕の場合は違うと思っています。

 

僕は年収100万円程度ですが、好きな時に好きなことができて、海外にも頻繁に行っています。

6月も1ヶ月招待して頂き、フィリピンに行きました。

北海道から鹿児島まで呼んでもらえて、自分の行きたいところを選んでは行っています。

一律の価値観が通用しない現代、自分の頭で考えることは大切だと思っています。

 

著名ブロガーのマナブさんはこうおっしゃっていました。

まさにこれですね。

果たしてネットワークビジネスの成功者はいかが何でしょうか。

ネットワークビジネスで成功するメリット・デメリット

ネットワークビジネスを心座図人は、一律に経済的・資本主義的な成功を目指します。

もちろんネットワークビジネスがうまくいけば成功することはできるでしょう。

ネットワークビジネスで成功するメリットとデメリットを考察してみます。

ネットワークビジネスで成功するメリット

まずはメリットです。

  1. 高収入を稼げる
  2. 信頼するビジネスパートナーが手に入る
  3. 好きな時に好きなことを好きなようにできるようになる

主にこんなメリットがあるでしょう。

メリットを提示されると誰でも

カルロス
カルロス
私もこうなりたい!

めっちゃ憧れる!!

神〜〜〜\(^o^)/

と思うことでしょう。

ネットワークビジネスで成功するデメリット

一方で、ネットワークビジネスで成功するデメリットを考えてみます。

  1. 顔出し実名が推奨されない
  2. 常にネットワークビジネスに関する批判が隣り合わせ
  3. 周りからの理解が得難い

これです。

僕は実際にネットワークビジネスをしている中でこういうことに気づきまいした。

カルロス
カルロス
  • どうしてネットワークビジネスをしていることを胸を張って言えないのだろう
  • どうして周りからの理解が得られないんだろう。
  • 本当にいいことをしているのなら、みんな気づいてやるのではないか。

そんなことを思っていました。

 

確かにビジネスを志す者、批判はつきもので周りからの理解は得難いです。

でもネットワークビジネスほどではないでしょう。

世間一般からこんなに嫌われているビジネスはなかなかありません。

同レベルとなると新興宗教くらいではないでしょうかね。

 

限られたクローズドな空間で、世間一般には通用しない成功に僕は疑問を感じていました。

実際に辞めた僕はこうして顔出し実名でネットに表現できます。

でも彼らのような成功者は、なかなかそういうことはできないことでしょう。

裁判などでは僕のことを公平に裁くことはできますけどね。

僕が知っているネットワークビジネスの成功者一覧

ネットワークビジネスには成功者がつきものです。

僕が経験したワンダーランドに在籍した成功者は以下の具合です。

  • トレーナー
  • みゆきさん
  • オーナー
  • みんみんさん
  • 大将
  • 渕上夫妻
  • キムさん

みんなとっても素敵で、憧れる存在でしたよ^^

ネットワークビジネス ワンダーランド
モデーア「ワンダーランド」の特徴9選【ネットワークビジネス、旧ニューウェイズ】 ネットワークビジネスと思われる人から接触があって困っている ワンダーランドってヤバい集団なの?! そんな疑問...

 

一方、ワンダーランド以外のニューウェイズ(当時)の成功者も全体会議で登壇されていました。

僕が覚えているのはこの方くらいです。

  • 江頭俊文
  • 名倉忠

江頭さんは大成功を収められ、(たしか)テレビにも出ていたくらいだったので、本も出されています。

こういう時代もあったんだなぁ、と思うばかりですね。

 

一方で誰もが知る芸能人のネットワークビジネスに関係していたという噂もよく聞きます。

ただ僕には確証がないのでわかりませんね。

ググればいっぱい出てきますよ!

ネットワークビジネスで成功する秘訣とは

ネットワークビジネスで成功する秘訣は、おそらく通常のビジネスをするのと同じだと思います。

「自分の志を貫き、周りからの逆風に負けず、継続すること」

言葉にするとこんなもんじゃないでしょうかね。

別に僕は成功している人間ではないです。

僕はネットワークビジネスでは成功にはいたらず、挫折をしましたがね。

 

ただ、ビジネスにもトレンドがあります。

僕が所属したところでは「ビジネスをトレンドで判断する人間はダメ」と明確に否定していました。

確かに後発でも大成功を収める例はあります。

ただ今、Youtubeをやるのとブログをやるのとネットワークビジネスをやるのではどこに勝機が多いんでしょうかね。

新しいプラットフォームが現れた時に新しいスターが誕生しているのは暦牛を見ても明らかです。

トレンドを捉えるためには捉えられる人間であることはとても大切です。

でも、トレンドを明確に否定することはできないんじゃないでしょうかね。

ネットワークビジネスで成功する確率は?

ネットワークビジネスで成功する確率はどんなものでしょうか。

一般的な記事では

常識人
常識人
成功確率は著しく低いです。

なので、ネットワークビジネスに挑戦することは辞めましょう!

と書かれている気がします。

でも僕は一概にはそう思いません。

 

ビジネスの成功確率はどの分野でも難しいでしょう。

それはネットワークビジネスも同様です。

    ネットワークビジネスの成功確率が低い

    🔽

    だからやめるべき

なのではなく

    どのビジネスの成功確率が低い

    🔽

    覚悟がないやつはやめるべき

ということです。

適当な覚悟ならビジネスを志さずに、サラリーマンで自分らしい豊かな生活をするのがいいと思いますよ。

 

まぁ、「小資本で賢くビジネスを始めよう」っていう戦略もあり、それはえらてんさんの本にも書かれていたりはします。

オススメの書籍です。

まとめ:成功の定義は人それぞれ、自分らしい人生を

成功に関する議論を様々展開してみました。

要するに、「自分が望む成功とは」ということを自分の頭で考えて、自分らしいライフスタイルを目指すことが望ましいのではないですかね。

人に押し付けられた価値観だけで生きるのもあまり面白くないと思いますよ。

それが最高にハッピーならそれでOKなんですけどね!

 

🔽関連記事:ネットワークビジネスを辞めて転職せよ、という失敗者からの教え

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ネットワークビジネスの【完全洗脳】の手口。洗脳の解き方を経験者が解説します。 https://carlos-blog.com/network-business/ https://carlos-blog.com/network-business/#respond Fri, 09 Aug 2019 03:09:55 +0000 https://carlos-blog.com/?p=968
  • ネットワークビジネスの洗脳ってどんな感じ?
  • どうやってネットワークビジネスでは洗脳をするの?
  • 友人を洗脳から解くにはどうすればいいかな?

そんな疑問に1年間洗脳された当事者として、お答えできればと思います。

 

どうも、カルロス(@crls1031)です。

僕は2012年の1年間ネットワークビジネスをした結果、200万円を失いました。

意味のない、無駄な出費だったと思います。

ネットワークビジネス  大阪福島
大阪・福島のネットワークビジネスと1年間関わった結果【200万円失いました】 大阪の福島周辺でなにかしらの事業に勧誘されるんだけど、これなに? 「金持ち父さん、貧乏父さん」を読むように勧められるんだけ...

 

その経験に基づき

  • ネットワークビジネスの洗脳方法
  • ネットワークビジネスの洗脳から解く方法

について詳しく書ければと思います。

そもそも洗脳とは

そもそも洗脳とはなんでしょうか。

洗脳の意味を引用します。

個人の思想や価値観を,物理的,社会的圧力を加えるなどの操作によって必ずしも本人の欲しない方向急速かつ大幅に改変させること。

共産主義国家などで行われた強制的な思想改造が知られる。感覚遮断や賞罰の操作などの反復による学習の一つといえるが,その効果は永続的でない場合が多いといわれる。

コトバンクより引用

カルロス
カルロス
ふむふむ。。。

シンプルに

怖ッ!w

そう思いましたよね?w

  • 個人の思想や価値観を,物理的,社会的圧力を加えるなどの操作
  • 本人の欲しない方向
  • 急速かつ大幅改変
  • 思想改造
  • 感覚遮断賞罰の操作などの反復による学習の一つ

操作、思想改造、感覚遮断。。。

なかなかのパワーワード、完全に怖いですね。

ヤバい。

 

でも実際に、ネットワークビジネスにはこういうことが存在します。

僕はネットワークビジネスの取り巻く環境に入り、こういう状況に陥りました。

それはもうつま先から頭のつむじまで洗脳されることになりました。

いわば【完全洗脳】です。

 

ですが、1つ朗報があるとすればそれは「永続的ではない」というところです。

必ずやその洗脳から解く方法があるのです。

順に書いていきます。

ネットワークビジネスの洗脳手法

まず洗脳を解く方法の前に、実際にネットワークビジネスの人たちがどのように洗脳をしているかについて書きます。

女性
女性
ネットワークビジネスの人たちはどうやって洗脳していくの?

洗脳の手法は3つです。

  • 環境による洗脳
  • 人間関係による洗脳
  • 義理・人情による洗脳

以下に詳しく説明します。

1.環境で洗脳する

まずは「環境による洗脳」です

僕が在籍したワンダーランドでは、各種用意されているセミナーに全部参加することを推奨(もはや「強制」に近い)されました。

同じ教育をなんども繰り返し受け、同じ言葉を刷り込まれることにより、自分の意識を変えるようにします。

確かにこういう手法をとって自分をマインドコントロールすることは、状況によっては効果的かもしれません。

ワンダーランドではこの教育、こういう環境は「良い洗脳」と表現していますが、実際に一生懸命に取り組んだ僕は1年間で200万円を失う結果となっております。

これが良い洗脳だったのか、悪い洗脳だったのかは、このブログの読者さんに判断を委ねることにします。

 

実際に著名な経済評論家の大前研一さんはこうおっしゃっているわけです。

人間が変わる方法は3つしかない。

1番目は時間配分を変える。

2番目は住む場所を変える。

3番目は付き合う人を変える。

この3つの要素でしか人間は変わらない。

最も無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。

あまりにも有名な言葉ですね。

 

まず、ネットーワークビジネスではセミナーに全参加をするように仕向けます。

そうすることで所属する環境に割く時間配分を増やさせるからです。

そして住む場所をビジネスパートナーと近づけることを推奨します。

実際に僕が経験したワンダーランドでは職住接近を推奨します。

なのでメンバーは大阪福島に集中するのです。

僕も日当たりのない、家賃4万円の四畳半で生活することになりました。

ネットワークビジネス ワンダーランド
モデーア「ワンダーランド」の特徴9選【ネットワークビジネス、旧ニューウェイズ】 ネットワークビジネスと思われる人から接触があって困っている ワンダーランドってヤバい集団なの?! そんな疑問...

2.人間関係で洗脳する

続いては「人間関係による洗脳」です。

大前研一さんの言葉の3つ目ですね。

 

ネットワークビジネスでは、ビジネスの邪魔をしてくるような存在から距離をとるように勧められます。

それは実の親、友人および親友、恋人など誰でもです。

これはどのビジネスにおいても共通であり、成果を出す上では関係のない人間を排除することは推奨されます。

自分の退路を断つことで覚悟を決めることはできます。

 

ただこれはネットワークビジネスです。

評判も悪ければ、成功確率が実に低いビジネスです。

どのビジネスでもトレンドがあります。

ネットワークビジネスのトレンドは1990年代、2000年代くらいにとうに去ったものです。

今から参入するにはなかなかリスクが高いと思います。

トレンドに乗って成功した人が現代も幅を利かせているに過ぎませんからね。

3.義理・人情で洗脳する

最後は「義理・人情による洗脳」です。

 

人間が愛着が湧くのは関係した時間に比例します。

地元を特別に思うのは、地元で長い時間を過ごし、そこにたくさんの思い出があるからです。

なので地元以外の場所には特別な愛着が湧かないのが通常です。

 

このように関係した時間によって愛情の湧き具合が変わってきます。

両親が大切なのは血縁関係ということもありますが、それよりも長い時間を共にしたからですよね。

 

ネットワークビジネスではビジネスパートナーと長い時間を共に過ごすようになります。

ゆえに関係した時間が長ければ長くなるほど関係性が深まっていってしまいます。

もはや腐れ縁のようなものです。

 

実際に僕がネットワークビジネスを辞める時には、あまりにも長い時間を共有し、義理・人情が集った結果、2日間泣かずにはいられないほどとなりました。

1年間で200万円を損させられているにも関わらずです。

詳しくはこちらの記事に書きました。

ネットワークビジネス 辞めたい
ネットワークビジネスの辞め方・辞めさせ方。辞めた後はどうなるの? ネットワークビジネスを辞めたいんだけど、どうすればいい? 友人がネットワークビジネスに洗脳されているんだけど、どうすれ...

ネットワークビジネスの洗脳から解く方法

洗脳方法について解説したので、続いては洗脳から解く方法です。

女性
女性
ネットワークビジネスのの洗脳をどうやって解くの?

ネットワークビジネスの洗脳を解く方法はたった1つです。

【 関係を断つ 】

これに限るでしょう。

 

大前研一が言っているように人間の意志力は弱いです。

ネットワークビジネスのパートナーと同じ環境にいたら、同じ人間関係の中にいたら意思だけで断つには本当に難しいと思います。

方法に書いた通り、同じ時間を共有することで洗脳するわけですからね。

だからこそ関係を断つしかありません。

 

ただ、関係を断つと言ってもそう簡単なことではないかもしれません。

ここでは関係を断つためにおすすめの方法を書いておきます。

① 他の力を借りる

まずは「他の力を借りる方法」です。

実際に僕が野村證券を辞める時にネットワークビジネスの力を借りたようにです(結果、200万円失いましたが)

そしてネットワークビジネスを辞める時に事業家Aの力を借りたようにです。(結果、100万円の借金を追いましたが)

こういう手段を取るのは大変有効です。

自分1人の意志力ではなかなか弱いので、周りの力を借りるのは効果的です。

 

僕の場合、辞めるのを手伝ってもらった組織が悪徳だったケースが多いですが、これも人生の勉強料なんでしょうかね。

② 物理的に距離を置く

続いては「物理的に距離を置く方法」です。

もう、引っ越してしまいましょう!

 

物理的に距離が遠ければ直接会うことが難しくなります。

近くにいると精神的なプレッシャーを感じることもありますが、もし海外にいたとしたら、なんのプレッシャーも感じなくなることでしょう。

メッセージなどが鬱陶しいようでしたら、通知を切るか・ブロックしてしまえばいい訳です。

これで万事OKなはずです。

③ 弁護士・消費者センターを使う

最終手段は弁護士を利用する方法です。

これで解決しないことはないでしょう。

 

ネットワークビジネスは過去に何度も問題になっていることから、ビジネス従事者はこういう対応に敏感です。

また他に効果的なものとしてはは弁護士と言わずとも「消費者センター」ということを口にするのもいいでしょう。

現代ではビジネスにおいて消費者優位な状況です。

1つ悪評がたってしまうと、たちまちSNSで拡散されてしまう世の中です。

世間を味方につけましょう。

 

調べてみると消費者センターは「国民生活センター」という名前で活動しているようです。

困っている人は一度アクセスするのもよいでしょう。

まとめ:自分の力を過信せず、人の力を借りよう

僕もこうやってブログを書いていると、今までたくさんの人から相談を受けました。

「辞めたくても辞められない」「恋人が洗脳されてしまった」

それは様々なものでした。

そういった人たちに役立つ記事になればと思っています。

 

ビジネスをやるのも自由ですし、辞めるのも自由なはずです。

ただ洗脳が強いばかりに辞めるのが大変な部分もあります。

自分の人生を自分らしく楽しんでいただければ幸いです。

 

🔽関連記事:ネットワークビジネスを辞めて転職せよ、という失敗者からの教え

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ネットワークビジネスの辞め方・辞めさせ方。辞めた後はどうなるの? https://carlos-blog.com/mlm-how-to-resign/ https://carlos-blog.com/mlm-how-to-resign/#respond Tue, 06 Aug 2019 12:02:00 +0000 https://carlos-blog.com/?p=967
  • ネットワークビジネスを辞めたいんだけど、どうすればいい?
  • 友人がネットワークビジネスに洗脳されているんだけど、どうすれば辞めさせられるかな?
  • ネットワークビジネスを辞めた後は、やっぱり大変なことになるのかな?

そんな疑問を抱えた方が、この記事にたどり着いたのではないでしょうか。

 

改めまして、カルロス(@crls1031)です。

僕は2012年にネットワークビジネスに1年間取り組み、200万円を失って辞めた経験があります。

ネットワークビジネス  大阪福島
大阪・福島のネットワークビジネスと1年間関わった結果【200万円失いました】 大阪の福島周辺でなにかしらの事業に勧誘されるんだけど、これなに? 「金持ち父さん、貧乏父さん」を読むように勧められるんだけ...

辞める時は大変でしたが、無事に辞めることができたので、今こうしてブログに経験を書いています。

 

この記事では

  • ネットワークビジネスの辞め方
  • 友人をネットワークビジネスから辞めさせたい!辞めさせ方は?
  • ネットワークビジネスを辞めた後はどうなるか?

について詳しく書いていきます。

ネットワークビジネスの辞め方

ネットワークビジネスを辞めるのは簡単です。

「関係を断てばいい!」

それだけです。

ね、簡単でしょ?

 

でもそうは問屋が降ろさない。

つま先からつむじまで完全に洗脳されているような状況なら、なかなか脱退することは難しいでしょう。

でも関係を断つしかないんですよね。

 

僕は野村證券を辞める時、辞める意思を上司に伝えても全く取り合ってもらえませんでした。

2ヶ月試みても取り合ってもらえなかったので、出社拒否をして支店長に意思が伝わり、無事に辞めることができました。

細かいところはこちらの記事に書いています。

野村證券 辞めたい
「野村證券を辞めたい...」新卒1年で辞めましたが、今は楽しくやっている話。この記事にたどり着いたのはきっと 野村證券を辞めたい と思っていることでしょう。 きっと苦しまれていますよ...

 

要するにこれだけなんですよね。

もう辞めるという意思を提示して関係を断つしかありません。

相談すれば引き止めてこようとしてくるため、意思が揺らいでしまいます。

彼らにとってメンバーがいたほうが収益になるんですからね。

LINEで言えば「ブロック」をするようにして連絡を断つしかありません。

 

ネットワークビジネスに関わる人間はそういう局面になんども出くわしています。

つまりその道のプロ、引き止める達人です。

真正面から向かったら一般人の心では引き止められてしまいますよね。

なんとかして連絡を断つしか方法はないでしょう。

【実録】ネットワークビジネスを辞めた体験談

実際に僕がネットワークビジネスを辞めた方法・体験談を書きます。

 

僕は2013年、ネットワークビジネスをしてから1年間くらいたった頃、今までの貯金を全部切り崩していました。

200万円を使い果たし、実家から送られる白米だけで生活をしていました。

「自分が不甲斐ないなぁ」

「こんなんで人生大丈夫なのかな」

と悩むことは非常に多かったです。

 

そんな時にとある事業家(A)に出会いました。

Aは茶髪にピアス、派手なスーツにアクセサリーと見るからに成金のような格好をしていました。

そんな彼はもともとネットワークビジネス「ワンダーランド」の出身だったそうです。

彼は僕に会うや否やこう言いました。

悪徳マン
悪徳マン
まだそんなことやっているの?

ネットワークビジネスは儲からないよ。

こっちに来たほうがいいよ。

そんなことをいうのです。

確かに「1年後には脱サラできるよ」と言われて始めたネットワークビジネスで、結果200万円を失っています。

そして朝昼晩白米だけの苦しい状況に嫌気がさし、お金が儲かればなんでもいい、という考えにしかなりませんでした。

ゆえに、その精神状態では目の前の人間が怪しいということにも気づけませんでした。

 

彼の提案を飲むことにし、お世話になったハッシーさんに脱退する意思を伝えました。

そして一度面談した後、もう事業家Aのいう通りに連絡を断つことにしました。

 

僕は1年間お世話になったハッシーさんを裏切った結果となったので涙が止まりませんでした。

俺はなんて不義理なことを働いてしまったんだ・・・

成功することをハッシーさんと誓い、それでも事業家Aの提案を飲むことで裏切っている自分が罪な人間だと感じました。

そしてふとした日常で涙が止まらない状況が2日間くらい続きました。

 

でも2日間泣ききったらもう涙は枯れました。

そして事業家Aと新しくビジネスを始めることになりました。

今考えると、この時の僕はワンダーランドに洗脳されきっていたなと思います。

200万円損させられているので明らかに悲惨な結果なのですが、それでも義理を感じてしまっているわけですからね。

 

後日談として、この事業家Aに消費者金融で100万円を用意するように言われ、盗まれる結果になるんですけどね。

ネットワークビジネスで200万円を失い、事業家Aに借金100万円を作らされる。

踏んだり蹴ったりとはこんなことなんでしょうかね。

 

ワンダーランドに関する記事はこちらです。

ネットワークビジネス ワンダーランド
モデーア「ワンダーランド」の特徴9選【ネットワークビジネス、旧ニューウェイズ】 ネットワークビジネスと思われる人から接触があって困っている ワンダーランドってヤバい集団なの?! そんな疑問...

友人をネットワークビジネスから辞めさせたい!辞めさせ方は?

優しい人
優しい人

仲の良かった友人がネットワークビジネスを始めてしまったから助けてあげたい!

そう思っている優しい人もいることでしょう。

経験者からアドバイスさせて頂きます。

もうその人との関係性を断ち切れ!

それだけです。

 

結局、人間は自分の望んだことをします

人に期待し、人を変えようとすることは無駄な労力になりがちです。

ゆえにやめさせる方法なんてありません。

あきらめましょう。

 

彼(彼女)は自分の好きなことをやっているわけなので、それはもう自由にさせましょう。

その時の彼(彼女)にとって「助けてあげたい」というあなた自体が迷惑でしかないですよ。

それを当人は望んでませんからね。

 

もし関係を継続したいなら、その人のことを見守るしかないでしょう。

自分は相手に迷惑をかけてはいけないし、相手も自分に迷惑をかけてはなりません。

もし相手が自分を勧誘してきたりして迷惑をか感じるようなら、もう関係を断つしかないでしょう。

 

それでもネットワークビジネスの人と関わることに時間をかけるほど、自分の時間を無駄にすることはないと思います。

自分の人生を有益なものにすることに捧げましょう。

自分の人生は有限ですしね。

ネットワークビジネスを辞めた後はどうなるか

元ネットワーカー
元ネットワーカー
ネットワークビジネスを辞めたいけど、辞めた後が不安で・・・

という人がいることでしょう。

実際に辞めた人間として1つ言えることといえば

なんにもありません

以上です。

 

無駄に懸念していても仕方ないですよね。

僕はこうして野村證券の記事なども書いていますが生きながらえています。

モーマンタイ(無問題)ですね。

案ずるよりは生むが易し。

思ったまま行動に写しても全然問題ないものですよ!

まとめ:さっさと辞めたほうがいいですよ

僕は今まで野村證券、ネットワークビジネス、青年海外協力隊と様々な組織からリタイヤした人間です。

もはや“辞めるプロフェッショナル”ですね。

その経験も事実に基づいてしっかりと書いていますが、こうして生きています。

不安に思って、自分をすり餌らして組織に居続けても自分にとって価値はありません。

どんどん動いて、自分にフィットする組織と出会えるのが望ましいんじゃないでしょうかね?

 

🔽関連記事:ネットワークビジネスを辞めて転職せよ、という失敗者からの教え

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モデーア「ワンダーランド」の特徴9選【ネットワークビジネス、旧ニューウェイズ】 https://carlos-blog.com/wonderland/ https://carlos-blog.com/wonderland/#respond Tue, 06 Aug 2019 06:32:24 +0000 https://carlos-blog.com/?p=875
  • ネットワークビジネスと思われる人から接触があって困っている
  • ワンダーランドってヤバい集団なの?!

そんな疑問に、元経験者としてお答えできる内容になればと思います。

 

どうも、カルロス(@crls1031)です。

僕は2012年の1年間ネットワークビジネスに関わって、1年間で200万円を失いました。

細かいことはこの記事に書いています。

ネットワークビジネス  大阪福島
大阪・福島のネットワークビジネスと1年間関わった結果【200万円失いました】 大阪の福島周辺でなにかしらの事業に勧誘されるんだけど、これなに? 「金持ち父さん、貧乏父さん」を読むように勧められるんだけ...

今回の記事では、僕が経験したネットワークビジネスの特徴を書きます。

僕が所属したのは「ワンダーランド」というチームなので、この詳細となります。

具体的に書くので、他の組織にも通じる部分があるので参考になれば幸いです。

モデーア「ワンダーランド」の特徴

モデーアは日用用品を扱う会社で、商品の流通方法にMLM(ネットワークビジネス)を採用しています。

ネットワークビジネスの事業家集団「ワンダーランド」はモデーアを使って、組織を拡大していました。

(現在ではモデーアとは決別しているそう)

 

僕は2012年の1年間このワンダーランドに在籍していましたが、その当時にはモデーアではなくニューウェイズという製品を扱っていました。

全盛期にはアムウェイニュースキンに並び業界第3位の売上があった会社ですが、その後失速。

現在ではモデーアという名前に変えて活動しています。

 

そんなモデーアの歴史を簡単に振り返りつつ、これからはワンダーランド(現「環境」)の特徴を8つ書き出してみました。

1.トップはトレーナー・みゆきさんという人物

ネットワークビジネスはピラミッドのように組織が形成されます。

この組織のトップは「トレーナー」「みゆきさん」という2人です。

組織内では2人はカリスマとして扱われ、彼らのいうことは絶対!という空気感があります。

2人がこの組織の舵を切り、組織が進むべき方向性を決めています。

2.ノルマは月13万円。毎月商品を買い込むように洗脳

ネットワークビジネスは流通網です。

自分が築いた組織に商品が流通されないと儲かりません。

故にメンバーには商品を購入するような教育(洗脳)が必要となります。

 

2012年当時、ニューウェイズには「Lエグ」と呼ばれる基準がありました。

Lエグは「Leaders Executive」の略称です。

月あたりの商品流通額を13万円を超えるとLエグを達成できます。

この基準をメンバーは歯を食いしばって達成するように努めます。

これがノルマと言われるものです。

 

メンバーはもし自分から始まる新しいビジネスパートナーを作れれば、簡単に達成できます。

なぜなら、新しいビジネスパートナーはビジネスを始めるためには初期投資として28万円分の商品を自費購入しなければならないからです。

28万円は総額なので、何ヶ月に渡って分割して購入することで達成することも可能です。

ですが、ワンダーランドは意識が高いので

「ビジネスで成功するためには、そんなものは初月で達成して当たり前でしょ?」

という空気感を突きつけられることになります。

また、「ビジネスをやる上で、Lエグくらい達成して当たり前」という空気感が蔓延しています。

そしてセミナーではLエグを達成する人たちを賞賛する文化があります。

Lエグ達成者はセミナー中に起立され、健闘を讃えあいます。

自分から始まるビジネスパートナーがいない人にとっては、ただ13万円を消費しただけの結果なはずです。

ですが、それを「やりきったぞ!」という雰囲気にさせ、健闘を讃え合わせるのはやはり違和感を感じざるを得ません。

「将来に成功があり、そのための基準として現在のLエグがある」というふうに教育されますが、事実として成功する人はごくわずかです。

夢見せさせらるメンバーたちが13万円を消費するように洗脳される空間は異常です。

これがノルマ達成を促すからくりの一部でしょう。

 

しかし人間は怖いもので、組織にどっぷりと浸かっているとそれが普通に感じてしまいます。

宗教に洗脳されるのときっと同じような手法でしょう。

3.様々なセミナーが頻繁に開催されている

ワンダーランドには様々なセミナーが用意されています。

「セミナーフル参加」ということが組織内では声高に叫ばれており、全セミナーに出席することを推奨されます。

主なセミナーは以下の通りです。

  • 週1回 : 事業説明会
  • 月1回 : ONE DAYセミナー
  • 月1回 : 全体会議
  • 不定期 : Lエグ以上限定セミナー
  • 不定期 : 商品紹介セミナー

セミナーの最初には「今日は何を学びたい」「このセミナーを通してどういう自分になっていたい」というものを共有する時間が必ずありました。

それが成果を出すには効果的な方法だと言われているからでしょう。

(僕はまじめに取り組みましたが、1人もビジネスパートナーができることはありませんでした。)

 

以下にはセミナーについて、1つ1つについて説明していきます。

① 事業説明会

これがメインのセミナーです。

毎週新規のメンバーに向けての事業説明会があります。

なぜならネットワークビジネスの目的は「組織の拡大」だからです。

 

事業説明会では毎回全く同じ内容を、組織を持ったリーダーや師匠(※ 後述します)から話されます。

既存のメンバーはもうすでに知っていることですが、毎回同じ話を聞きにいくことになります。

それを「将来自分が話すことを想像しながら聞く」というのが大切と教えられますね。

 

新規のメンバーを動員できなかった場合には既存のメンバーだけのために開催されます。

その時には「お前ら、こんなんでいいのか?!」的な説教もされることになります。

もはや営業会社と同じような雰囲気ですね。

辞められるリスクがあるので、野村證券ほどは厳しくはさせられないですけどね。

② ONE DAYセミナー

月末にはONE DAYセミナーが開催されます。

ここではトレーニングと称し、コミュニケーションや身だしなみの整え方などを教わります。

またその月で成果を出したメンバーが登壇し、みんなにスピーチをしたりします。

 

僕が所属したのはワンダーランドですが、その中の関西支部のみんみんさんから始まるチームで開催されました。

なので基本的にはみんみんさんがセミナーをハンドルされていました。

 

毎月の最終日曜日に開催されていたので「今月もこれで終わったなぁ」という思いが湧いてきたことを思い出します。

僕はビジネスパートナーを作れなかったので「今月もダメだったかぁ」と毎回思っていましたね。

③ 全体会議

全体会議についてはのちに詳しく記述しました。

>>全体会議の項目に進む

④ Lエグ以上限定セミナー

ビジネスの達成レベルごとのセミナーも用意されています。

ここでは「Lエグ以上限定セミナー」を紹介します。

なぜなら僕は1年間活動している中でビジネスパートナーができず、ただ毎月13万円を消費するようだけのメンバーでした。

故に、Lエグ以上限定セミナーまでしか出られなかったからです。

 

Lエグ以上限定セミナーの内容はほぼ全体会議と同じようなものです。

2-3時間でセミナー自体は終わりますが、主なコンテンツは

  • トレーナーの司会 & 話
  • 各リーダー・師匠のありがたい話

といったものでした。

メンバーはここで必死に学ぼうと前の席に座れるように努め、一生懸命にメモをとっていました。

 

上位の基準を達成していくと、その人たち限定のセミナーなどが複数あるようです。

上位の人たちがグループの方向性を決めるのでね。

※ “上位の基準”とは

ビジネスパートナーの数と自分から始まる組織の人数によって決まる基準です。

通常「何系何人」と表現され、自分とビジネスパートナーになった人数が「何系」と表現され、そのビジネスパートナーから発生したビジネスパートナーを含めた組織の総人数を「何人」と表現します。

例えば、3系10人だと、自分と手を組んだビジネスパートナーは「3人」、その3人を含めてそこから発生したビジネスパートナー全体を合わせて「10人」ということです。

僕はビジネスパートナーを組めなかったので0系1人です。

⑤ 商品紹介セミナー

月に1度か2月に1度は商品紹介のセミナーが開催されました。

これはあくまでもビジネスではなく“プライベート”のセミナーでした。

と行っても集まるメンバーは皆、ビジネスに携わっている人たちなんですけどね。

 

商品紹介のセミナーはオーナーによって開催されていました。

僕は紹介者がハッシーさんであり、その紹介者がある程度のチームを持ったリーダーでした。

ハッシーさんの紹介者はみんみんさんであり、みんみんさんは関西で大きな組織を持った屈指師匠でした。

それで、みんみんさんの師匠がオーナーです。

図にするとこんな感じです。

ネットワークビジネス みんみん オーナー

オーナーの優しいボイスで、テンションが上がりきらない落ち着いた具合で会は進行しましたね。

そこではアロマの説明、柑橘系の匂いを嗅いで飲食をすると、カロリー摂取が抑えらえる、的なことを学びました。

4.師匠という存在がいる

上記されていますが、ワンダーランドには「師匠」と呼ばれる存在がいます。

ある程度組織を持った人物で、皆月収は100万円以上は稼がれていることでしょう。

 

僕は大阪で活動していましたが、大阪の著名な師匠といえば

  • みんみん
  • オーナー

あたりでしょうかね。

リーダー格には

  • はーまん
  • はっしー
  • めろん

がいました。

2012年当時のはーまんさんは、もうじき師匠になるという段階でしたかね。

僕はみんみんさん以下のセミナーに出席していたので、そのほかはあまり詳しくありません。

 

全体会議では

  • 渕上ご夫妻
  • 大将
  • キムさん

あたりがよく登壇されていたのを覚えています。

5.師匠は高級外車を所有し、タワーマンションに住んでいる

師匠たちはみんなの憧れの的となるように高級外車を所有し、タワーマンションに住まれていました。

これは権威性を示すためのものでもあることでしょう。

僕の師匠みんみんさんの師匠であるオーナーは、突然フェラーリを購入されていました。

全体会議のたびに、みんなにお披露目されていましたね。

 

一方、僕の紹介者でありリーダーのハッシーさんもBMWのオープンカーを所有されていました。

でも部屋はルームシェア、停めているところは立体駐車場というハリボテな状況でしたね。

今はネットワークビジネスを辞められているそうですが、どうしてるんでしょうかね??

6.全体会議という3,000人規模の大会議が開催されている

ワンダーランドでは毎月全員が集うセミナーがあります。

それが全体会議です。

毎月交代で「東京」か「神戸」か、一泊二日で開催されます。

 

全体会議のコンテンツは以下のものです。

  • トレーナーの司会&話
  • 新メンバーを全員舞台上で紹介
  • 成果を出した師匠たちのありがたい話
  • 成果を出したリーダーのありがたい話
  • シメはみゆきさんの話
  • エンターテイメント(ダンス、音楽、モノマネなど)
  • 外部からのエンターテイメント(講師、MLMの著名人、デビューしたばかりの歌手など)

こんな感じです。

内容はビジネスに関連しますが、ほとんどは自己啓発ですね。

登壇者は経験に基づいた話をされるし、話がうまいので聞いてて面白いです。

TEDの成功者のスピーチみたいなものですね。

 

全体会議に参加するために交通費と宿泊費を負担します。

僕は大阪に在籍し、東京の全体会議にいく場合は交通費が往復で約1万円、宿泊費が約1万円、合計で2万円を負担していました。

経済的な側面に関する1年間の結果はこちらに記述しています。

ネットワークビジネス  大阪福島
大阪・福島のネットワークビジネスと1年間関わった結果【200万円失いました】 大阪の福島周辺でなにかしらの事業に勧誘されるんだけど、これなに? 「金持ち父さん、貧乏父さん」を読むように勧められるんだけ...

7.メンバーはプライベートで友達作りに奔走している

ネットワークビジネスを志したメンバーたちは、プライベートでは友達作りに奔走します。

それはビジネスで結果を出すためであります。

最終的には自分の友達の中からビジネスを志す人が現れるからですね。

 

ネットワークビジネスの勧誘方法については以下の記事に詳しくまとめました。

ネットワークビジネス 勧誘方法
ネットワークビジネスに勧誘する4つのステップ【経験者が丁寧に解説します】 最近ネットワークビジネスと思わしき人からよく連絡が来るんだけど、これ本当にネットワークビジネスかな? ネットワークビジネス...

8.優秀なビジネスマンの心構えを学ばされる

ワンダーランドには各種セミナーが用意されていることは上述しました。

そこで学ぶビジネスマインドは一般社会にも通用する有益な教えです。

そこでの教えを、ここでは4つ紹介します。

① レスポンスの速さ「ピッパ」

まずはビジネスマンとしての基本であり、レスポンスの速さを求められます。

これは「ピッパ」というフレーズで共有されます。

ピッと聞いたらパッとやる」という略でしょう。

ワンダーランドでは電話でのコミュニケーションが重視されます。

なので、師匠やリーダーからの電話にいち早く反応することが非常に評価されます。

意識高いリーダーは首から携帯をぶら下げ、すぐに反応できるようにしていました。

 

これは一般社会でもとても大切な教えですね。

即レスの大切さはビジネスマンから広く読まれるR25でも書かれています。

🔽“即レス”以外のこだわりは? ビジネス賢人たちの「メールの掟」|新R25

 

僕もワンダーランドでレスの速さの大切さを学んだので、ブログからのメッセージとかには基本的にすぐに答えています。

② セミナーフル参加

セミナーの項目で記述しましたが、各種用意されているセミナーにはフル参加することを求められます。

世の中は洗脳で成り立っている。

いい洗脳をされるか、悪い洗脳をされるかを自分で選ぶことができる

ということを学ばせられたりします。

もちろんワンダーランドではワンダーランドの教えに洗脳されることをいい洗脳と捉えています。

それは「成果が爆速に出る環境であるから」ということが根拠にあります。

 

僕自身、最初半信半疑でこのチームに入り、言われた通りにセミナーにフル参加するようになりました。

そうしたら見事に洗脳される結果となりました。

いい洗脳と言われていますが、僕は1年間で200万円を失った結果に陥っただけです。

果たして、これをいい洗脳と評価するにふさわしいかは読者の方がご自身でご判断ください。

ネットワークビジネス  大阪福島
大阪・福島のネットワークビジネスと1年間関わった結果【200万円失いました】 大阪の福島周辺でなにかしらの事業に勧誘されるんだけど、これなに? 「金持ち父さん、貧乏父さん」を読むように勧められるんだけ...

③ 幹に繋がることの大切さ

ビジネスのメンバーには「幹に繋がることの大切さ」を説かれます。

要するに周りの適当なメンバーではなく、自分の直系列の成果を出している師匠に繋がることが大切であるということです。

なので全体会議各種セミナーの時には休み時間中にはリーダーや師匠に質疑応答が殺到します。

みんなかじりつくように質問をしに行き、耳を傾けメモを取ることを全力でします。

僕もみんなの真似をしてやってはいましたが、全く成果は出ませんでしたね。

師匠に群がる人たちは客観的に見て、めちゃくちゃ気持ち悪かったです 笑

普通じゃないんでね。

④ オーバーなリアクション

全体会議各種セミナーの時には「オーバーなリアクション」をすることを求められます。

「セミナーは静かより盛り上がった方がいい、真面目に聞くよりも楽しんで聞くほうがより身に付く」というという教えからこれが実践されています。

だからメンバーは登壇者の話に「うんうん」と声を出して反応し、笑うところなどは最大限に笑います。

なので、新規にビジネスを始める人が初めて事業説明会に参加する時には、この雰囲気に“並々ならぬ違和感”を感じることになります。

 

“登壇者とオーディエンスという「1対マス」ではなく、面と向かって話している「1対1」で話している時のような姿勢をするべき”と教えられるわけです。

それなら話を聞いている際に眠らないし、一生懸命聞くことになるということです。

 

確かにこれは大切な教えなのかもしれません。

ですがやっぱり揃いも揃ってオーバーなリアクションをとっていると、側から見たら気持ち悪いですよね。

宗教的と言われてもしょうがないでしょうし、これが宗教性を宿る1つの要因となってしまっていることでしょう。

9.外部研修がある

ワンダーランドでは成果を出すために、ワンダーランド外の研修を受けることを推奨されます。

それを通常「外部研修」と呼びます。

外部の研修のはずなのですが、全体会議各種セミナーではしょっちゅう名前を聞き、みんなが興味を持たざるを得ないことになります。

これはあくまでもビジネスではなくプライベートの部分であり、自分を磨く上ではおすすめだよ、ってものです。

おそらくコンプライアンスを守った上での発言なんでしょうが、非常にまどろっこしい説明を毎度されていました。

その研修はASKアカデミーが提供するものです。

🔽研修なら人材育成のASKアカデミー

 

僕自身も受けましたが、結局はワンダーランドの師匠やリーダー級の人間たちがスタッフをします。

受講料は6万8,000円で1泊2日の研修です、

よくある営業研修ですね。

「本当にそれでいいか」「お前が求めるものは本当にそれか」

などを詰めるような研修です。

自分の思いを発表する者はリーダーや師匠に詰められるもんだからもうタジタジです。

見ていて辛いものです。

僕は怖かったので発言する勇気を持ち出せませんでした。

 

僕は野村證券の入社時の研修などでもこういうことを経験しましたが、本当に価値があるんですかね。

 

この写真の松田トレーナーは全体会議の中でも何度か登壇されありがたい話を提供してくださいました。

彼はもともと、自動車営業の分野でトップセールスだったんですよね。

ワンダーランドのトップであるトレーナーも彼の研修を受けてから爆速で成果をあげたという過去があるそうです。

ゆえにメンバーみんなにオススメされています。

僕は受けたところで全く変わりませんでしたが。

まとめ:学ぶことはいいけど、1年で200万円払う価値はないよ

これが僕が経験したネッtワークビジネス集団「ワンダーランド」の特徴です。

大切なことは学ぶことは学べますし、やっぱり師匠・リーダー人はとっても魅力的です。

でも成果がでない人間は年間200万円を支払ってい続ける必要があります。

本当にそれほどの価値はあるんですかね?

 

野村證券もそうですが、ネットの出現によりリアルで営業をする価値が下がりました。

簡単に言えば、人件費を介して高い手数料を払うより、ネットで低い手数料で売買したほうが得ってことです。

その内容はこの記事にまとめています。

野村證券 損 詐欺
野村證券は詐欺集団か。顧客が損するビジネスモデルを検証する。僕のお世話になった一人の事業家は「野村證券は国が肩を持った詐欺集団だよ」と言いました。 たぶん証券会社と付き合って痛い目に合った人...

 

ネットワークビジネスも同様に、一人一人足を運んで営業をすることはネットの出現によって相対的にコスパが悪くなりました。

もちろんリアルで営業することはとても大切ですし、ワンダーランドで学べば足腰は鍛えられて人生には役立つことでしょう。

でもそのために年間200万円を投資しなければならないのは、現代において頭の悪い選択だとも思えます。

ご自身で判断するしかないですけどね。

ネットワークビジネス  大阪福島
大阪・福島のネットワークビジネスと1年間関わった結果【200万円失いました】 大阪の福島周辺でなにかしらの事業に勧誘されるんだけど、これなに? 「金持ち父さん、貧乏父さん」を読むように勧められるんだけ...

 

🔽関連記事:ネットワークビジネスを辞めて転職せよ、という失敗者からの教え

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大阪・福島のネットワークビジネスと1年間関わった結果【200万円失いました】 https://carlos-blog.com/mlm-osaka-fukushima/ https://carlos-blog.com/mlm-osaka-fukushima/#respond Mon, 05 Aug 2019 02:56:20 +0000 https://carlos-blog.com/?p=765
  • 大阪の福島周辺でなにかしらの事業に勧誘されるんだけど、これなに?
  • 「金持ち父さん、貧乏父さん」を読むように勧められるんだけど、なんで?
  • トレーナー、みゆきさんって誰なの?

そんな疑問をお持ちの方に僕の体験談が届けば幸いです。

 

改めまして、こんにちは、カルロス(@crls1031)です。

僕は2012年の1年間、ネットワークビジネスに関わりました。

結果的には毎月13万円ずつ商品を買い込むように洗脳され、200万円を失いました。

その時の体験をこのブログにまとめていければと思います。

大阪・福島に拠点をおくネットワークビジネス

僕は2011年当時、野村證券(梅田支店)のつらい環境に半分鬱になるほど消耗していました。

野村證券を辞める経緯は以下の記事に書かれています。

野村證券 辞めたい
「野村證券を辞めたい...」新卒1年で辞めましたが、今は楽しくやっている話。この記事にたどり着いたのはきっと 野村證券を辞めたい と思っていることでしょう。 きっと苦しまれていますよ...

その時にハッシーさんと出会い、魅力的な環境に勧誘され、心を揺らがせました。

最初のうちはよくわかりませんでしたが、それは最終的にはネットワークビジネス集団「ワンダーランド」であることがわかりました。

「ワンダーランド」と検索すれば匿名の書き込みがたくさん出てくると思います。

僕は実名顔出しで僕が知りうる全部の情報を書いていきますよ!

現在は「環境」という名前に変更しているようです。

そりゃ、すんごい書き込みが多く該当してしまいますからねw

 

ネットワークビジネスの勧誘方法に関してはこちらにまとめました。

ネットワークビジネス 勧誘方法
ネットワークビジネスに勧誘する4つのステップ【経験者が丁寧に解説します】 最近ネットワークビジネスと思わしき人からよく連絡が来るんだけど、これ本当にネットワークビジネスかな? ネットワークビジネス...

大阪・福島のネットワークビジネス「ワンダーランド」とは(現“環境”)

ワンダーランドとは「トレーナー」「みゆきさん」というツートップが率いるチームです。

ネットワークビジネス集団としては非常に意識の高い集団でした。

  • セミナーは全参加
  • ノルマ達成のため、毎月13万円商品を自費購入

“これやって、当たり前だよね”という意識の高さでした。

ゆえに僕は職が安定しない中、1年間毎月13万円ずつ自費購入をするように見事に洗脳されました。

大阪・福島のネットワークビジネスで失った200万円の内訳

僕はこのネットワークビジネスと関わり1年間で200万円を失いました。

かかった費用の内訳は

  • 28万円 : ビジネススタート時の商品を買い込なければならない消費額
  • 143万円 : 自費購入13万円 * 11ヶ月
  • 6万円 : 全体会議の往復交通費 1万円 * 6回
  • 数万円 : 外部研修参加費用
  • 無限大 : 活動経費

こんな具合でしょう。(価格は大体のイメージです)

ゆえに200万円をただただ溶かした結果となりました。

活動経費は「友達を作るためのイベント参加費・交通費」が主ですね。

※ 全体会議は毎月開催され、東京開催・大阪開催と各月で会場が変わるため

大阪・福島のネットワークビジネスと関わった機会損失

ネットワークビジネスと1年間関わったことで、それなりの機会損失も発生しています。

機会損失とは

簡単に言えば、「稼ぎ損ない」や「儲け損ない」のことをいいます。 これは、実際の取引(売買)によって、発生した損失ではなく、最善の意思決定をしないことによって、より多くの利益を得る機会を逃すことで生じる損失のことを意味します。

機会損失とは|金融経済用語集より引用

ということです。

具体的に書いてみます。

  • 平均年収1,000万円を超える野村證券を退職するように促された
  • キャリアを崩壊させられた

     1) 中小企業で働くように勧められる → 2ヶ月で退社
     2) 派遣社員として働かされる → 派遣切り

こんな具合です。

僕はネットワークビジネスに巻き込んでいったハッシーさんはこれらの責任をどう取られる予定なんですかね?

彼は「カルロスなら1年後には脱サラできるよ」と勇気付けられ続けましたが、1年後には見事に200万円を損失しただけの結果だったんですけどね。

無責任にもほどがありますね。

ここでの経験から、僕はそんな風に人を鼓舞することはよくないと学びました。

まとめ:結果だけを抽出しました

ワンダーランドでは確かにビジネス、むしろ人生に関わる大切なことを学べます。

ただ、そのためだけにジリ貧となって200万円も失う必要がありますかね?

もっとコスパのいい学び方はこの世にはたくさんありますよ。

 

この記事ではわかりやすい結果だけを抽出して書きました。

ネットワークに勧誘されて困っている人、断りきれない人の参考になれば幸いです。

 

🔽関連記事:ネットワークビジネスを辞めて転職せよ、という失敗者からの教え

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ネットワークビジネスに勧誘する4つのステップ【経験者が丁寧に解説します】 https://carlos-blog.com/mlm-how-to-solicit/ https://carlos-blog.com/mlm-how-to-solicit/#respond Sat, 03 Aug 2019 08:55:59 +0000 https://carlos-blog.com/?p=771
  • 最近ネットワークビジネスと思わしき人からよく連絡が来るんだけど、これ本当にネットワークビジネスかな?
  • ネットワークビジネスの人はどんな方法で勧誘してくるのかな?

そんなことをお考えの方がこの記事にたどり着いたのではないしょうか。

1年間経験した者として、しっかりと実体験を元に書くので、参考になれば幸いです。

 

どうも、カルロス(@crls1031)です。

僕は2012年にネットワークビジネスに1年間関わり、200万円を失いました。

その渦中では実際にビジネスパートナーを得るべく、勧誘活動に邁進していました。

この記事では「具体的にどのように勧誘していたのか」を書ければと思います。

ネットワークビジネスの勧誘する4つのステップ

ここでは僕が在籍した「ワンダーランド」という大阪の福島を拠点にした事業家集団の手法を明記します。

だからワンダーランド特有のものになってしまうかもしれませんが、基本的なところではどんなネットワークビジネスでも通用することでしょう。

 

まず、ネットワークビジネスをしている人が勧誘する時には4つのステップに分かれます。

【1st ステップ】 友達を作る

【2nd ステップ】 友達と仲良くなる

【3rd ステップ】 告知する

【4th ステップ】 事業家説明会に参加させる

各々のステップについて、以下に詳しく書いていきます。

【1st ステップ】 友達を作る

まずはネットワークビジネス従事者はビジネスで成功する耐えにビジネスパートナーを作りたいというのが根本にあります。

そのためにビジネスに勧誘するわけです。

勧誘を実施するために一番最初にすべきことは「友達を作ること」です。

ここからすべてが始まります。

 

今までに出来ていた友達に声をかけてもいいのですが、ここでは新しい友達の作り方について記します。

僕の周りにいたワンダーランドのメンバーら積極的に実施していた「友達の作り方」を5つ書きます。

  1. イベントを開く
  2. イベントに参加する
  3. 道端で声をかける

① イベントを開く

ネットワークビジネス従事者は積極的にイベントを開きます。

イベントは主に「合コン・パーティー・フットサル大会・ボードゲーム大会」などです。

 

まずは合コンです。

合コンの場合、すごい人だとダブルヘッダーをする人もいました。

19時から1つ目の合コン、21時から2回目の合コンのようにですね。

 

合コンの開催方法bは(何かしらの方法でできた)一人の友達に「合コンを開きたい」と提案し、その友達に数名の友達を呼んでもらいます。

これを繰り返すことで膨大な人数の仲間たちが出来ます。

 

女性が来るところ男性は集まるので、女性グループを使い回してなんども合コンを重ねる人もいました。

結局ネットワークビジネスを志すのは、独立心がある男性の方が多いですからね。

 

また僕が所属したワンダーランドは意識が高く、比較的多くのメンバーが毎月13万円ずつ自費購入をしていました。

ゆえに生活はカツカツになるため、この合コンをセッティングする際に「幹事無料」とし、実際の額より多めに徴収すること収益につなげる人も多くいました。

要するにもはやパーティー事業ですね。

 

続いてパーティーです。

ワンダーランドは大阪・福島にパーティー会場を持っています。

確か赤い屋根が目印でした。

大阪の福島駅からすぐ、50名程度収容できる会場です。

そこでは日夜ワンダーランドの関係者たちがイベントやパーティーを実施しています。

僕も料理と飲み放題コースで55,000円で借りることができたので、仲間たちと積極的にパーティーを開催しました。

55,000円以上の収益があった場合は収益となり、基本的にはネットワークビジネス従事者はタダメシをしていました。

 

3つ目はフットサル大会です

僕が所属するワンダーランドの中の「ハシバコ」というチームは毎月フットサル大会を実施していました。

メンバーはこぞって友達たちを連れてきては、みんなでフットサルをして仲良くしようとしました。

まぁ、僕はスポーツが好きなので、普通に楽しくフットサルをしていましたね。

 

最後はボードゲームです。

最終的には勧誘まで結びつけるので、金融教育を自然に授けることが必要です。

ゆえに、ネットワークビジネス従事者はロバートキヨサキの「キャッシュフロー」というボードゲームを実施していました。

これはとても勉強になるゲームですので、なかなか面白かったですよ。

今考えると、友達を作るためだけなら「人狼」や「カタン」でもよさそうですね。

② イベントに参加する

⑴は自分でイベントを開催するものでしたが、⑵は開催されているイベントに参加する方法です。

メンバーがよく参加していたものはこちらです。

  1. 無料の投資セミナー
  2. 国際交流パーティー
  3. クラブパーティー

まず無料の投資セミナーです。

僕が後のアップライン(上司)となるハッシーさんと初めて接触したのはまさに投資セミナーでした。

野村證券に疲弊し、「こんなはずじゃない、俺は起業するんだ!」とお花畑をさまよっていた僕は、時間を見つけては様々な手頃なセミナーに足を運んでいました。

結局、そこでは様々なネットワークビジネスに勧誘されたんですけどね。

(当時はアムウェイ、ニュースキンなどが多かったです)

 

僕が参加したのは不動産投資セミナーだったと思います。

バックエンドに有料の投資学習があるセミナーに参加し、勉強しまいした。(というか、勉強した気分になってた)

 

セミナーが終わるとハッシーさんが気さくに話しかけてきました。

「ビジネスとか起業に興味があるんですか?」

そんな感じだったと思います。

そこで初めての接点を得て、その後連絡を取るようになり一緒に遊んで仲良くなり、結局はネットワークビジネスに勧誘される結果となりました。

 

続いては国際交流パーティーです。

国際交流パーティーは安価であり、コミュニケーションが取りやすい雰囲気です。

そこには世界中を飛び回りたい野心ある若者もたくさん集っているので、ビジネスに結びつく可能性も十分にあります。

と言ってもここはネットワークビジネスの人にはたくさん狙われているので、それっぽい人はものすごくウジャウジャいましたね。

 

最後はクラブのパーティーです。

こういうのにはたくさんの人が集まるので、連絡先をゲットにするにはもってこいです。

深く話すことはできませんがたくさんの人と面識を作ることはできます。

僕は女の子にもはやナンパのように声をかけてはたくさん連絡先を教えてもらっていました。

でも連絡先を交換するばかりで、その後深い仲になったりビジネスパートナーに結びつようなことはありませんでした。

③ 道端で声をかける

これは匠のレベルですが、メンタルが強い人は道端で見知らぬ人に声をかけていました。

(僕はそこまでの強メンタルを持ち合わせていなかったので、なかなかできませんでした。それが成果に結びつかなかった要因かもしれません。)

僕を勧誘したハッシーさんや成果を出されている師匠らは普通に実施していました。・

実際に使われていた会話のいとぐちとなるフレーズはこんな感じです。

  • 近くの銀行を知りませんか?
  • ○○への行き方を知りませんか?
  • USJの入り口にで「写真、撮りましょうか?」
  • 華金の夜に東通りで「オススメのラーメン屋さん、知りませんか?」

などです。

僕は通常の場合にいきなり声をかけるのはできませんでしたが、3つ目と4つ目のようなことはできました。

それぞれについて細かく解説します。

⬛︎ USJの入り口にで「写真、撮りましょうか?」

普通に街中では恥ずかしくて声がかけられなかったので、USJに行くことにしました。

ここならみんなテンション高そうだし、声をかけても問題なさそうです。

そして一人ではやっぱり恥ずかしいので、仲間を誘って二人で行きました。

 

最初はUSJのシンボルでもある地球の噴水の前で「写真を取りましょうか?」と尋ねました。

でも収穫はあまりありませんでした。

その後、場所を移動し、入り口付近で写真を取ることをし始めました。

「写真を撮りましょうか?」だとタイミングが掴みづらいので、「写真を撮ってもらえませんか?」とこちらから仕掛けるようにしました。

最終的にはUSJに来てテンションが上がっている人たちを演じて

「今からジャンプするので、ジャンプ中の写真を撮ってもらえませんか?」

と聞くようにしました。

それで道ゆく人に撮ってもらったのがこれです。

これはもうめちゃくちゃ楽しくなってしまい、たくさんの人にベストショットを撮ってもらうべく何度も連写してもらいました。

でも結局、何時間もやり体力は見事に消耗w

目的だった連絡先交換を一度もすることなく、ただただ楽しんで終えているだけでしたw

 

その時の思い出は、なぜか編集されたいい感じの画像として残っていましたw

⬛︎ 華金の夜に東通りで「オススメのラーメン屋さん、知りませんか?」

華金の夜22:30頃には繁華街に向かいます。

大阪で活動していた僕は梅田の東通りにいき、飲み会帰りの若者を狙っては声をかけていました。

その時に使用するフレーズはこれです。

「近くでオススメのラーメン屋を知りませんか?」

一週間を終えて解放されていて、アルコールも入り気分がいいサラリーマンを狙って話しかけます。

一人で活動すると不審者なので、女性のメンバーとペアになって実施しまいsた。

丁寧に教えてくれる人もいて、連絡先交換に結びつくこともありました。

仲には一緒にオススメのラーメン屋まで行くこともありましたね。

 

東通りの入り口には、僕がもともと勤めていた野村證券の梅田支店があります。

なので元同僚とかと会うこともあり、非常に気まづかったですね。

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【2nd ステップ】 友達と仲良くなる

友達を作る方法を詳しく書きましたが、次はその「できた友達と仲良くなる」第2ステップです。

どんな方法で仲良くなってもいいのですが、目的は「ネットワークビジネス」に勧誘することです。

ゆえに金融教育を授ける必要があります。

ボードゲームの時にも書いたように、ここでは自然な(自然を装った?)教育を授ける接触方法を記します。

⑴ 「金持ち父さん貧乏父さん」を薦める

まずはこれです。

接触する時に人生に役立つおすすめの本としてロバートキヨサキの2つの本を勧めます。

接触している最中には絶えずこの本の進捗をきにするように連絡します。

これはとても勉強になるいい本なので読むことはおすすめできますが、読んだからといってネットワークビジネスをするべきだとは僕は思います。

 

チームによっては他の本をおすすめする人もいるそうですね。

高橋歩さんの本なども界隈では有名っぽいです。

この本も僕も当時、衝撃を受けた本でした。

今、読んだら面白いんでしょうかかねぇ・・・・?

⑵ 師匠(またはリーダー)に会わせる

次に師匠やリーダーに合わせます。

僕をメンバーに入れたハッシーさんはリーダーでした。

僕が新しく出会った友人でビジネスパートナーになる見込みのある人は、片っ端からハッシーさん(リーダー)に会わせて行きました。

リーダーは自分のスケジュールを公開し、ある喫茶店で30分ごとに次々と自分のメンバーが紹介する新しい友人と会っていきました。

僕も何人ハッシーさんに新しい友人を合わせたことか・・・

それと同様に師匠(僕の場合はみんみんさん)にも合わせます。

師匠は福島にあるタワーマンションの高層階に住んでいました。

おそらくネットワークビジネスの上位にいる人が高級外車やタワーマンションに住むのは権威性を示すためなのでしょう

そこにリーダーに会わせた後、さらにビジネスパートナーになる見込みが高くなった僕の友達を連れていきました。

 

僕自身もハッシーさんと出会った後、本を勧められ「2冊目の本を読み終わったら師匠に会わせてあげる」という約束で師匠のご自宅に伺いました。

ネットワークビジネスの実態について全く知らなかった僕ですが、初めてのタワーマンションに、なんだかすごさだけは感じていました。

⑶ イベントに参加させる

師匠に合わせる方法は「お茶をする」ことや「タワーマンションに行く」ことだけではありません。

上記したイベント(フットサルとパーティー)は所属するチーム主催のものもあります。

それは師匠(リーダー)に自分の友人を会わせることを目的としています。

なので、チームで開催されるイベントの時には積極的に新しくできた友達を誘い、師匠(りーだー)にを接触させます。

そして、後日のお茶に繋げ、ビジネスパートナーとなれるように接触を継続しました。

【3rd ステップ】 告知する

友達を作り、友達と仲良くなったら、続いては【告知】です。

2ndステップまでがあくまでもプライベートでの作業、3rdステップからはビジネスという解釈になるようです。

(よくわからないんですが)

 

告知とは

「僕たちはネットワークビジネスをしています、あなたも一緒にやりませんか?」

ということです。

ここで初めてネットワークビジネスのことを口に出します。

今まで接触している際にはネットワークビジネスであることは全く言いませんでした。

今まであなたが出会ったリーダーや師匠もネットワークビジネスをしています。

でもネットワークビジネスをしよう!というよりも「一緒に人生を成功させよう」「Bクラドラントに進もう」

こんな提案になります。

※ Bクワドラントに関しては2冊目の本に詳しく書かれています。要するにビジネスオーナーですね。

 

告知はビジネスに関する作業にな流ため、法律に則って行われなければなりません。

僕のようなペーペーはリーダーが代わりに行ってくれました。

今までネットワークビジネスに関しては大変な被害があったので、こういった法律が整備されたのでしょう。

ゆえにビジネスに関する部分は最新の注意を払って行われていました。

 

告知をできる友達の条件は以下です

  1. 本を2冊読了している
  2. Bクワドラントに行きたい、もしくは興味を持っている
  3. 人間的に魅力的である

この3つですかね。

 

ワンダーランドでは「人間的に魅力的である人のみを勧誘している」というキレイごとがよく高らかに宣言されていました。

ゆえに「誰彼構わず勧誘しているわけではない」ということです。

ですが、誰彼構わずレベルで勧誘しない限りビジネスパートナーはできません。

そしてビジネスパートナーができなければ自分がジリ貧になっていくだけです。

僕は1年間活動している中で、ビジネスパートナーが1人、1ヶ月間くらいだけできたのみでした。

ゆえに最後は実家から送ってもらえる白米だけの極貧生活を余儀なくされていましたね。

 

これはあくまでもワンダーランドでの話です。

よく知られるアムウェイでは最初っから製品の魅力を語るイベントが開かれたりするそうですね。

ワンダーランドはコンプライアンスを徹底し、ビジネスとプライベートをしっかりと分けられていました。

【4th ステップ】 事業家説明会に(OM)参加させる

告知を受けて友人がネットワークビジネスの話を聞くとなれば、事業説明会(通称OM)に参加することになります。

OMはOpen Meetingの略でしたっけね。

事業説明会ではリーダーによる毎回同じ事業に関する説明が行われました。

毎週1度はリーダーが行うものがあり、月に一度は師匠が行うものがあったように思います。

ネットワークビジネスをしている人は基本的に全員参加し、一般的よりも大げさなリアクションを取ります。

新しく参加した人には異様に感じられることでしょう。

僕も最初は戸惑いました。

のちにセミナーに全部参加するようになるとそれが自然となり、見事に洗脳されることになるんですかね。

まとめ:それは勧誘ですよ!

これが僕が経験してきたネットワークビジネスの勧誘方法です。

勧誘なのかどうか迷われている方、該当するところはあったんじゃないでしょうかね。

この記事がネットワークビジネスの勧誘に嫌な思いをしている人の役に立てば幸いです。

 

🔽関連記事:ネットワークビジネスを辞めて転職せよ、という失敗者からの教え

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