・野村證券の年収が高いって本当?
・平均年収はどのくらいなんだろう?
・何歳の時に1,000万円を超えるの?
この記事にたどり着いた人はこんな疑問を抱かれたのではないでしょうか?
こんにちは、カルロス(@crls1031)です。
僕は2011年に野村證券に新卒入社し、約1年半お世話になりました。
(僕のとって)あまりに過酷な状況に逃げるようにやめたんですけどね!
そんな僕が野村證券の年収の実態を書いてみます!
参考になれば幸いです。
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もくじ
野村證券の平均年収は1,342万円
野村證券の年収を知るために、公式ホームページに飛びました。
ホームページに行くと有価証券が見られ、情報が開示されているんですよね!
退職以来久しぶりに野村證券のホームページを見ましたし、有価証券報告書なんて初めてじっくり見ましたww
有価証券報告書とは
「有価証券報告書(有報)」とは、いわゆる「上場企業」など有価証券を発行することにより社会(投資家)から、広くお金を集めようとする(集めている)企業が、自社の情報を社会(外部)に開示するために作成する報告書のことをいいます。
お金を広く集めるのであれば、そのお金の使われ方や経営内容・財務状況を詳しく社会に情報開示(ディスクロージャー)すべきである、そのような趣旨と目的で作成される報告書です。
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最新の有価証券報告書を試しに開いてみると、11ページの「5.従業員の状況」のところに“平均年間給与”としっかりと載っていました。
面白いですね!
どの上場企業でも自分で調べられてしまいますね^^
こちらは2017年の事業年度のものですが、平均勤続年数が4年ということにも驚きました。
平均年収を表にしてみる
野村證券の公式ホームページには2003年までの有価証券報告書がありました。
なので、そのデータを全て抜き出し、以下の表にまとめました。
西暦 | 平均年収 |
---|---|
2017 | 1,455万円 |
2016 | 1,451万円 |
2015 | 1,515万円 |
2014 | 1,579万円 |
2013 | 1,488万円 |
2012 | 1,334万円 |
2011 | 1,367万円 |
2010 | 1,361万円 |
2009 | 1,060万円 |
2008 | 1,135万円 |
2007 | 1,398万円 |
2006 | 1,451万円 |
2005 | 1,250万円 |
2004 | 1,159万円 |
2003 | 1,133万円 |
ここからわかったのは
- 一番高い時:1,579万円
- 一番低い時:1,060万円
- いずれも年収1,000万円を下回っていない
ということですかね^^
これら過去15年の平均年収を計算してみると1,342万円であることがわかりました。
さすが、日本の最大手の証券会社、立派な数字です!
平均年収をグラフにしてみる
表だといまいちパッとわからないので、グラフにして可視化しやすくします。
なるほど、結構上下していますね!
たぶん日本の景気に左右されているんだろうと思ったので、その仮説を検証すべく、日経平均(終値)を右軸につけみました。
それなりに連動しているのがわかります。
エクセルのCORREL関数を使って相関係数を求めてみると「0.69」となりました。
この記事によると相関係数の目安は
| r | = 0.7~1 かなり強い相関がある
| r | = 0.4~0.7 やや相関あり
| r | = 0.2~0.4 弱い相関あり
| r | = 0~0.2 ほとんど相関なし相関の強さより引用
とのことなので、「正の相関がある」ということがわかりました。
当たり前ですが、日本の景気に左右されていましたね。
証券会社がもっとも景気に左右される職種の1つであることは自明の理でしたね。
何歳の時に年収1,000万円を超えるのか
平均年収もわかったし、具体的に何歳でどのくらいの年収になるかについて書いていきます。
初任給は20万円程度、1年目の年収300万円前後
平均年収が1,342万円だからといって、初任給からものすごい高いわけではありません。
2011年に1年目だった僕の年収はザッと300万円程度だったと思います。
- 月の手取り:約20万円
- ボーナス:約60万円
このように記憶しています。
たしか2年目からはボーナスも年2回になったと思います・・・(たぶん)。
役職と年収
基本的には役職はこのよう段階に分かれていました。
・初級職:1-3年目の社員
・中級職:3-5年目の社員
・上級職:4~年目の社員
・幹部職:5~年目社員(管理職のため労働組合から外れる)
役職が変わるのは営業の成果によりましたが、3年目社員は決まって中級職になっていたと思います。
上級以上は成果によるもので、早い人では若いうちに、遅い人はずっと役職が変わらないというものだったと思います。
営業会社は数字がすべて。
当たり前でしたが、若い社員が課長席に座わり、年長の社員が課員席につくというのがありました。
若い課長が年長の社員に怒鳴りつけるところは、ちょっと見苦しいものでしたね。
29歳で年収800万円の上司(インストラクター)
僕が初年度に配属された大阪の梅田支店は大きな支店でした。
なので(2ヶ店目以降の※)優秀な社員が集められるところでした。
(※に関してはいずれ詳しく書きます。)
僕のインストラクターに当たって下さった方もその年代のトップセールス(トップ5%)であり、彼はたぶん29歳前後で年収800万程度だったと思います。
基本給は役職によって変わりませんが、ボーナスは営業成績によって完全に変わります。
ボーナスが支給される前に査定の結果が出た時、僕のインストラクターたちは査定結果を見せ合い「お前、もらいすぎだろ!ww」などと突っつきあっていました。
なのでガチンコのNo,1トップセールスなら20代でも1,000万円を稼げてしまうことでしょう。
しかし、僕が入社したことから外資系企業のような採用も始まっており、そちらの方では初年度から僕たちよりも圧倒的に高い給料を提示されていました。
そちらだったら簡単に1,000万円を超えてしまうんじゃないでしょうかね。
その分福利厚生は薄くなるとは聞いていましたが、真実はわかりません。
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まとめ:野村證券の年収は1,000万円を超える!
ということで今回の要点はこちら
- 野村證券の平均年収は1,000万円を超える
- 20代でも頑張れば年収1,000万円に到達できる
そんなところではないでしょうか。
さすが証券会社最大手、すごいですね!
当時、ビジネスの世界を知らなかったので、これは単純にすごいと思っていました。
これを魅力に感じ、僕の野村證券に挑戦しようと思いました(1年半でやめましたが)
でも自営でやる人なら年収1,000万円とかざらにいることわかりました。
ブロガーでも20代で月100万円超える人が友人にいますが、すごいですよね。
世の中は広い!
とまぁ、今日はこんなところで^^
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