- 野村證券ってオワコンなの?
- どこらへんがオワコンなの?
- 証券会社ってやっぱり時代錯誤かな?
こんにちは、カルロス(@crls1031)です
僕は2011年に野村證券に新卒入社して、1年半で退職した者です。
時代が目まぐるしく変わる世の中、かつて栄光を誇った野村證券ですらそれは例外ではないでしょう。
銀行および証券業がオワコンと声高に叫ばれる現代です。
参考記事
その実態を元社員として解説してみたいと思います。
僕の意見としては「必ずしもオワコンではない」というものです。
スポンサードサーチ
野村證券がオワコンな3つの理由
まずはオワコンな理由を3つ書きます。
3つの理由は
- ネットの出現
- 旧態依然の組織体制
- 仮想通貨・電子通貨化
です。
1. ネットの出現
もうネットの出現で既存の証券会社の存在意義は破綻しています。
証券会社の存在意義はネットに精通していない世代のためのものでしかありません。
ネットなら人件費がかからないため、圧倒的に手数料が安く済みます。
実際にかかる手数料などはこちらの記事で比較しました。
要するに既存の証券会社は現在生き残るためには「既得権益を守る」ことしかできません。
例を挙げます。
日本のタクシー業界はホワイトな働き方という側面を打ち出して、採用活動を広めました。
こちらの類の記事が、Yahooニュースでも取り上げられていましたね。
タクシードライバーほどホワイトな働き方はありません」私が国際自動車(㎞タクシー)に入社した理由
ただ世界を見てみれば日本のタクシーなんかより、UBERなどの方が圧倒的に便利なわけです。
タクシー業界は自分たちの既得権益を守るためにUBERなどの参入を防いでいるだけにすぎません。
これは企業努力としてみれば素晴らしいものですが、単純にイノベーションを阻害するものでしかありません。
こうして日本が世界から取り残されていくのでしょう。
ネット証券を使えば手数料が100分の1も安く済むわけです。
証券会社がそれを上回る価値を提供できるのかは不明です。
どう考えても難しいことでしょう。
2. 旧態依然の組織体制
大企業は組織維持のために先進的な取り組みに舵を切ることが難しく、変化に乏しくなりがちです。
時代は変化しまくる中、大企業だけが変化をせずに維持できることはないでしょう。
野村證券の旧態依然っぷりはいろいろと書きました。
これらは僕が経験した2011年の話ですので、さすがに変わっていることでしょう。
最近は野村證券の話を社員から直接聞くことはありませんが、他の大企業ではなかなか旧態依然な話を聞きます。
変わらないと時代に取り残されますよね。
3. 仮想通貨・電子マネー化
時代はどう考えたところで仮想通貨・電子マネーです。
電子マネーを供給する会社の昨今のキャンペーンには驚くばかりです。
日本よりだいぶ進んだ中国では給料も電子マネーで支給されます。
ホームレスも電子マネーで物乞いするそうですよ。
これがグローバルスタンダードになっていくことでしょう。
証券会社といえばいかがでしょう。
高級サラリーマンを気取り、高収入をもらっている場合なのでしょうかね?
上記したタクシー会社の例ですが、まさに証券業界もただ仮想通貨や電子マネーの革新を阻害しているに存在になっていないでしょうか。
さっさと電子マネーが圧倒的にイノベーションを起こし、旧態然の組織らを駆逐することを望みます。
まとめ:それでも野村主権はオワコンではない
以上にはオワコンな理由を並べました。
でも僕の結論は「それでも野村主権はオワコンではない」です。
いつの時代だって切り開いてきたのは営業の力です。
儲からない商品でも売ることができるのが野村の力です。。
この営業力は天下一品でしょう。
金融の最先端の並に煽られ、金融リテラシーは高いです。
それに入社する人はそれなりに時頭がいいことでしょう。
このどこでも通用する人材が組織で腐らない限り、野村證券はオワコンではないでしょう。
悪い営業をするたびにコンプライアンスが厳しくなり、今はコンプライアンスにがんじがらめです。
でも野村の営業力を持ってすれば、きっと時代を切り開いていくことでしょう。
僕はそんな風に思っています。
まぁ、さっさと時代は変わってほしいんですけどね!
関連記事:退職代行サービスおすすめ比較ランキング