野村證券といえば「ノルマ証券」とよくいわれるものです。
そんな野村證券には
- 野村證券のノルマってめちゃくちゃ厳しいの?
- ノルマは具体的にどのくらい課せられるの?
こんな疑問が浮かぶのではないでしょうか?
こんにちは、僕はカルロス(@crls1031)と申しまして、2011年に野村證券に入社した者です。
結局僕にとっては厳しい環境だったので、わずか1年半で退職しました。
そんな僕が野村證券時代に経験した“ノルマ”について記録を残しておきます。
スポンサードサーチ
野村證券1年目社員のノルマは2つ
野村證券ではノルマというか目標が課せられます。
営業会社なら当たり前なのかもしれませんが、年代ごとに目標値が変わります。
まずは1年目のノルマ(目標)です。
① 新規顧客開拓100件
まずは新規顧客開拓100件です。
1年間のうちに100件の顧客を作ることを課せられます。
12ヶ月で100件、1ヶ月で約8件のペースですね。
これを達成するのは上位10%くらいのイメージですかね。
誰彼構わず開拓すればいいっていう訳でもなく、社長や資産家などを顧客にすることが求められます。
同期でものすごく顧客開拓をしているやつは「本当に富裕層の顧客なのかな」と疑問が残りました。
でも結果は結果ですよね。
僕はといえば確か、わずか40-60件くらいしか開拓できなかったので、上司に怒られまくっていました。
もちろん目標達成のために。その辺の一般人にも開拓してもらいました。
それを嫌がる上司もいたし、何を求められているのか、基準が曖昧ですよね。
② 資産導入5億円
次に資産導入5億円です。
100件開拓するならば、1日あたり5,000万円です。
と言っても達成する人は一部の大金持ちからドカンと資金を導入されるケースが多いです。
僕はといえば、1億円にももちろん達せず、数千万円レベルの結果でした。
非常に不甲斐ないですが、どうすれば達成できたかいまだにわかりません。
サラリーマン金太郎みたいに、大金持ちと次々と仲良くなれればいいのな〜、と思いますね。
(でも喜んで資産を預かる自信はないですね、損させますから。)
2年目以降は予算が振り分けられる
2年目以降は毎月それぞれにコミッション(利益)の目標値が課せられます。
単月で1,000万円の利益をあげる社員はとても優秀だったと思います。
「1,000万円達成!」とみんなに祝福されていました。
課長レベルの人材はそれを普通に求められていました。
次長は5,000万円くらい利益を積み上げていたかな。
※ 次長は支店で支店長の次に偉い人(たぶん)
また募集物など、販売額が決められているものは、それを売り切るまで終えることができません。
“穴を開ける”わけにはいきません。
なので、数字を求められ続け、数字を達成するために怒号が飛び交う環境になるのです。
新人だから関係なかったけど、月末の怖さとかもうハンパなかったです。
スポンサードサーチ
まとめ:野村證券のノルマは厳しい
上記したものが野村證券のノルマの実態です。
このノルマの高さが厳しい環境を生み、怒号飛び交う環境を作っていることでしょう。
これを喜んでできる人はいい環境なんでしょうが、なかなか難しいですよね。
数字を達成するためにストレスフルですし、みんな身体を壊しながらなんとか生き抜いているのが現状だと思います。
参考:野村證券は激務!年収チャンネル
こちらの動画で野村證券の元社員さんが詳しく話されていました。
僕も早稲田のラグビー部出身の人間として、このチャンネルに出られそうっすね\(^o^)/
関連記事:退職代行サービスおすすめ比較ランキング